皆さまこんにちは!
CAR FACTORY トーエンの杉森です!
先日、とうとう風邪を引いてしまいました…泣
インフルエンザではなかったんですけど熱が出るとやっぱりキツイですね…
春はもうそこまで来ていますが皆さま体調など崩されぬようご自愛くださいませ!
さて、少し間が空きましたが前回の続きからお話しをしたいと思います。
車の用途を決め、諸経費を考え、ご家族の意見を聞いて車種が絞れてきたところからですね!
車のボディ形状や用途が決まってくると各自動車メーカーが似た形状や用途のお車を販売しているのでそこから自分の気に入った車種を決めていく訳ですね。
例えば中型のミニバンだと トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクワィア 日産 セレナ ホンダ ステップワゴン マツダ ビアンテ など車幅、車高、全長、定員などがほぼ同じでスライドドアも最近だと同じですね。
ここから車種を絞り込んでいくにはそれぞれの好みが大きく反映する部分なので今回は触れないでおきますが・・・・
例えば 決めた車種がトヨタのノアだとします。そこからの絞り込み方(探し方)を今回はお話ししたいと思います。
①その車を良く知る
ひとえにトヨタのノアといっても現在でフルモデルチェンジは2回行われています。
画像左から順番に 初代の60系、二代目の70系、現行の三代目といったようにデザインが違いますし、内装や装備も当然違ってきます。もちろん新しい車の方が先進機能が搭載され車の性能も良くなるのが一般的です。
その中で自分が買いたいのはどの年式のノアなのかで購入する価格が変わってきます。
購入したいモデルが決まってくると今度はグレードを絞り込みます。
例えば今回のお車をトヨタ ノアの70系(二代目)を選んだとします。
するとその年式のノアにはグレードはX、S、Si、G、YY、などがあり定員が5/7/8名乗車、駆動方式がFF/4WD、後は細かい装備などに違いがあります。スポーツグレードのS G’Sではエアロやホイールが特別装備になります。
そこから更に中古車では前に乗っていたユーザーが部品を交換している場合があります。ホイールやマフラー、エアロなどが交換されている車両がオークションに出品されることは多々あります。
今回のお車のグレードの絞り込み方は・・・
*定員を何名にするか *2WDか4WDか *買った後でいじるのか、それともノーマルで乗るのか
などを考慮していけば絞り込みやすいと思います。
②走行距離や修復歴のある、なし、ボディカラーを考慮する。
最近のオークションでは会場ごとに検査員の方がいてあくまでオークション側の厚意ですが、検査の上、出品表にお車の状態を記入してくれ、それを判断材料として車の入札をしていきます。
中にはメーター改ざん車(本当に走っている距離とメーターの距離が違う)などもありますが、最近では検査員の方に判別され、記載されているものが多いです。
また修復歴についてですが、基本的に外装を板金したり、塗装したりしたものは修復歴にはカウントされません。
修復歴とは車の骨格に関わる部位の修正または交換が発生した際に修復歴ありとなります。
ここも出品表に記載されますのでよほど悪徳の業者でなければ大丈夫かと思います。
車の価格は基本的に年式が新しいほど、走行距離が少ないほど、外装の傷が少ないほど価格が上がります。
あとはボディカラーにも価格の違いはあります。一般的に白やパールホワイト、ブラックは人気があり相場が高く、シルバーや希少色は安い傾向にあります。
中古車雑誌などを見ている方は他に自分の気になるグレードの車が無いか探してみて下さい。2~3台近い車を見てみると価格などの相場も見えてくるかと思います。
当店のような車屋さんにお願いする場合は、グレードや距離、色や外装の程度、事故のある、なしなどをお話ししてもらえば具体的に幾らくらいで買えるか答えてくれると思います。
例えば当店の場合だとお客様とお話しして今回の①②をヒアリング、そのお車を我々スタッフが勉強し、細かい質問や車の故障の癖などを調べ、現状のオークション相場を鑑みてお客様にアドバイスさせて頂きます!
ここまでくれば価格の違いはそんなに大きくないはずです。
但し、中古車で難しいのは同じ車が2台とないところです。
新車受注であれば同じ車を用意することは造作ないことですが、中古車は乗る人によって車の外装、内装、後付けのオプションなどが違う為比較が出来ないのが難しいところです…
オークションなどでお車を落札する時も車によって相場より安く買えたり、高くなったり、競りなので安く買える筈のお車でも他に同じ車を買いたい人がいると競って価格が上がったりします。
車は安い買い物ではありません。誰でも良い車を少しでも安く買いたいと思っていると思います。
当店ではそんなお客様のお手伝いを喜んで致しますのでどうぞ参考にしてみて下さい!
CAR FACTORY トーエンでは在庫車を仕入れる時は「自分達がその車に乗りたいか」を一番考えます。
「お客様に売れなくても最悪自分が乗る!」それくらいの気合でお車を選定しています。
なので在庫車には思い入れがありますし、どこに出しても恥ずかしくない内容、価格で勝負したいと思っております。
店頭に無いお車の受注を受ける際は自分達自身がお客様よりもそのお車を勉強し、細かい的確なアドバイスができるよう心がけております。
全てのお車に精通してるわけではないのでその都度勉強させていただいております。
☆次回はCAR FACTORY トーエンが考える失敗しない中古車の選び方 その3 最終回です。
ここでは最後にお車を購入するお店の選び方やお車購入の際の諸経費などを掘り下げたいと思います!